1974-10-22 第73回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
なお、大阪府においても、府当局からは卸売り市場施設整備に対する助成措置の拡充強化等について、大阪市当局からは中央卸売り市場等の整備等について、また東大阪市当局からは消費者センター設置に伴う建設費及び運営費の助成等について、それぞれ要望がありました。
なお、大阪府においても、府当局からは卸売り市場施設整備に対する助成措置の拡充強化等について、大阪市当局からは中央卸売り市場等の整備等について、また東大阪市当局からは消費者センター設置に伴う建設費及び運営費の助成等について、それぞれ要望がありました。
だからといって中央卸売り市場等がないまま推移をしていけば、ますます流通からくる価格問題の解決というのは全くないわけでありますから、そういった意味では、私はこの際県、国一体となって、これは県の問題だから県がやれというのではなくて、アドバイスしてやるなりあるいは助成をしてやるなり、そういった努力をぜひ中央卸売り市場についてはやってもらいたい。
また、卸売り段階におきまして、食肉市場というものがございますけれども、この取り扱い量が全体の一五%程度でございまして、まだ中央卸売り市場等の公設市場が十分利用されていない点があるわけでございます。それから、小売り段階につきましては、これまた消費が非常に零細であるということの関係もございまして、非常に小さい零細分散的な小売り業者が多数存在する。
その次に、これもいまお話がありました御売りの段階、すなわち中央卸売り市場等につきまして設備を拡充するというふうなことも手をつけておりまするし、取引方法と取引機構の合理化についても指導をいたしたいということで、たとえば食肉等につきましての、芝浦の屠場を中央御売り市場化するというふうなことにつきましても、着々その実現に近づいておるわけであります。
しかし、いまお話しのように、協同組合等におきまして規格等が統一して、たとえばブラジルの協同組合等のような、あまり先進国ではございませんけれども、そういうところでは協同組合などが非常に発達して、協同組合自体で、中央卸売り市場等を経由しないで末端まで配給網ができるというようなこともありますが、私は、大きな筋道としては中央卸売り市場というような大きな機構を通じたほうがいいと思いますけれども、物によっては、
○国務大臣(赤城宗徳君) 中央卸売り市場等を東京都が管理しておる、こういうこともありますので、一応そういう御意見もごもっともかと思います。ただ、先ほどから申し上げましたように、中央卸売り市場等につきましては、相当の歴史もございます。
しかし、それが流通機構、特に中央卸売り市場等の問題を根本的に解決するような対策でない、そのことのために、これまた流通機構の改善が効果があがっておらないという点は、あなたの御指摘になるとおりです。
既存の大都市の中央卸売り市場等におきましても、複数の卸売り人とか、相当数の仲買い人あるいは売買参加人を認めて、独占の弊におちいらないように指導しております。市場が中央にばかり集まってしまって、地方に市場が足りないじゃないかということでございますが、地方の市場の整備等にもつとめているわけでございます。
○赤城国務大臣 第一番目のお尋ね、こういう総合小売り市場などをつくるよりも、中央卸売り市場等の整備をしたほうがいいではないかということでありますが、もちろん、中央卸売り市場その他市場関係の整備を着々進めておるわけであります。場所的にも、また機構面におきましても、相当進めております。ただ、この一環としての総合小売り市場でありますので、これもお認め願いたいと思います。
したがいまして、中央卸売り市場等につきましても改善、改革を加えてまいっております。いまお話しの地方の市場、これも出荷の調整、出荷の推進等から非常に重要な役割を演じてきておる段階であると思います。これが非常に近代化され合理化されていくということは、全体から見ましても必要であります。